美容室難民の方々へ送る、安い美容室のカラクリ!

 

こんにちは。オーストラリアで美容師(フリーター)をしているyasuです。

オーストラリアに来て1か月。仕事とインターネットしかやってません。英語が全く伸びません。引きこもり最高です。逆になんでみんな引きこもりにならないか分からない。YOUTUBE最高!

 

yasu
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ友達欲しい

 

 

こんな感じでメルボルン満喫しています。

さて、オーストラリアを含め、海外の美容室と日本の美容室を比べた時に一番何が違うか。

  • 日本では今ホットペッパーを使った安い美容室を探すことができます。
  • 海外では日本のような安い美容室もありますが、間を挟むような仲介業者をほとんど目にすることがありません。

これだけでも海外と日本の違いはあるんですが、さらにお客様目線と美容師目線は違います。

今回は安さのカラクリと美容師がそのことに対してどう思っているか。

仲介業者を挟むことで起きる、日本の安い美容室の状況にフォーカスして書いていきます。

 

日本の安い美容室のカラクリ

 

僕がドイツから戻って来た2014年。2011~2013年で日本での2年間の空白があったわけなんですが、2010年の頃と恐ろしく違うことがありました。

そう…

 

美容室の低価格化

 

具体的な金額としては

  • カット2100円
  • カットカラー2500円
  • カットパーマ4500円
  • トリートメント2500円
  • セット1500円

 

や、やすい…安すぎるぜベイビー

 

ん?ちょっと待てよ。皆さんお気づきだろうか。カットとカットカラーの値段が400円しか変わらないということを。

カットが2100円でカットカラーが2500円ということはカラーの技術に対してはなんと400円ということになるのである。

まさに鬼の所業。求人雑誌などを見ていても、このような求人がほとんどを占めているのである。

だがしかし、待遇に関してはすこぶる良い。

  • 休みは週休2日OK!
  • 給料は最低でも25万!
  • 指名のお客さんいなくてもOK!
  • 時間?いつ働いてもいいぜ!

基本的にこんな感じの募集が多い。

yasu
そして僕は後に海外にまた行きたい、お金を貯めたい、メイクの学校に行きたい。という希望が叶えられるであろうサロンに入社することに決めた。

ここのサロンで結果的に2年と少し働くようになるが、後悔はしていない。

 

安いサロンのカラクリ

頭のキレる人はお気づきかもしれないが、単価が安いということはお客様の回転率を上げるということ。

つまり一人当たりに対しての時間を極力少なくし、ひたすらお客様をこなし続けるということ。

人件費がやはり高くついてしまうのでアシスタントは基本的にいない。全部ひとりで仕上げることになる。

ただ、自分が担当したお客様に頂いた金額の何%が自分の給料になるために、給料は良い。

完全歩合制の為に、保険や基本給は無し。基本的にお客様を担当したら担当しただけ給料は増える。

 

今まで経験してきたサロンはそれなりのお金をお客様に頂くために丁寧に接客し、丁寧に仕上げるというのが鉄則だった。

でもこのサロンは違う。

お客様に頂く金額は破格的に安いため、100%満足させるというよりも80%程の満足を与えるということ。

具体的に他のサロンと違うこと

  1. 技術の違い
  2. 接客の違い
  3. 薬の違い

主にこの3つ。

技術に関しては正直違う…求める質よりも早さ、求める形よりも早さなのである。

この人はハチが張っているから、パーマはこう巻こう!

とか

この人の髪質は細くて癖があるからスキばさみを使わないでスライドカットとストロークで仕上げよう!

とか

縮毛矯正とカラーは痛むから別々にする!

とかは考えない。というよりもこだわっていると時間がかかり、ボスに怒られる。

yasu
まぁ自分の技術スピードあげればいい話なんだけどね

接客も明らかに質が下がる。しょっぱなからタメ口全開の人もいれば普通に番号やLINEのIDを聞いてる人もいる。

そして薬は一見良いものはそろっている。【今話題の〇〇カラー使用!!】みたいな。

ホントに綺麗に仕上がる!発色もいいし艶もでる。

 

でもね、カラー剤とかパーマ剤の種類は重要なんだけどそれよりも処理剤っていうたんぱく質を補充したりダメージから守るための薬の方が重要なの。それがないといくら綺麗に発色しても艶が出てもすぐに色味は抜けるしダメージも出てきちゃうの。

お客様は薬の違いなんてもちろん知らないし、処理剤を使ったカラーと使わないカラーでどれくらい違うかも分からないんだ。

 

そんな必要な処理剤がサロンに1種類しかない。

 

これらの理由があって、経営コストを削減することができ、日本に安いサロンはたくさん存在する。

そして大半のお客様はこれらの違いを知らないってこと。

美容師側が思っていること

 

  1. 一日に1万円稼ぐにはこの売り上げに達成しないといけない。
  2. この技術は時間がかかって次のお客様が詰まってしまうから、省略する。
  3. 凝った注文されても金額と労働力が釣り合わない…

つまりお金の事をメインに考えるようになる。

単価を上げるためにトリートメントを勧めようとか、痛むのは承知だけどインナーカラーでブリーチを勧めようとか。

ブリーチは基本的に単価が高いため。

縮毛矯正とカラーを同時に施術する場合、縮毛矯正の2液と言われる定着させる薬をつけて流してからカラーに移行する。

ただカラー剤と縮毛矯正の2液は成分が似ているため、2液の代わりにカラー剤で縮毛矯正を定着させる。

時間の短縮にはなるが、通常よりも余分にダメージを髪に与えてしまうのと同時にカラーの失敗のリスクが格段に跳ね上がる。

もうほとんどお客様の悩みとかこうしたいってのを無視してる…

 

美容室が評価されるということ

 

ホットペッパーや他の媒体でも口コミだったり感想を書くスペースがありますよね?

あれが新規のお客様を呼ぶのに一番効果的で、どこのサロンも口コミに一番力を入れています。

なので悪い口コミが入ってしまうと背筋が凍りますし、ボスにも怒られます。

その結果美容師さんたちは、お客様を100%満足させて帰したい!っていう気持ちよりも悪い口コミを書かれなきゃOKって思うようになっていきます。

サロンによってはお客様にトリートメントを無料でする代わりに良い口コミを書いてもらうというとこもあります。

 

結局のところ美容師次第なんだな

 

この形態のサロンには様々な境遇の人たちが働いています。

  • お金を貯金したい人
  • サロンをオープンするために一時的に場所を借りている人
  • 自分の時間を作るために働いている人
  • 主婦の人

 

中には超有名店で働いていて、入ってくる人たちもいます。そんな人たちは圧倒的な技術を持っていますし、お客様も安い価格でかなりレベルの高い接客と技術を受けることができます。

その一方ではブランクが10年あって、感覚を取り戻すためにという人たちもいます。

どんな美容師に当たるかは正直運でしかないですが、失敗するかどうかは美容師によります。

 

まとめ

どこの美容室がよくて、どこの美容室がダメなんて言えるわけないです。

今回はこんな形態の美容室もありますよって感じで参考にしてもらえればなと思います。

ちなみに最初にも言ったように僕は働いたことに対して後悔したことはありません。

尊敬できる先輩にも出会えたし、新しい技術も習得することができた。違う価値観を持つこともできました。

ただお客様が何を求めているかにもよりますが、こーゆー働き方は僕には合っていなかったなと思います。

 

yasu
美容室難民の方々、サロンを探すときは慎重に行こーぜ!

 

 

 

 

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